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伊方原発の安全確認について

 以下は、2011年7月7日に開かれたエネルギー・防災対策特別委員会のなかから、佐々木泉議員の質問を中心にまとめまたものです。

 

伊方原発の安全確認について
佐々木泉委員
●保安院の方から安全だと言われると不安になるというのが、今の国民の気持ちなんですよ。そういうところから言うと、6月18日に安全宣言を出しましたけれども、県内の新聞にも書いてあるように、軽率で理解できないとか、政府は何をもって安全と言っているのか根拠を示せ、こういう厳しい声が出ているわけですね。ですから、そういう点では大いに反省をしてもらう必要があると思います。
 ストレステストそのものには賛成ですけれども、これまで安全対策、追加対策、そしてストレス対策と次々出ないといけないというのは、これまでの対策は万全でなかったということをはっきり示しているのではないでしょうかね。
 その中の一つが、大きな津波が原因で事故が起きたというストーリーですけれども、地震直後に圧力容器が破損したという可能性も言われています。つまり津波が来る前に老朽原発がぶっ壊れたという可能性ですよ。そういう原因追求のために調査検討委員会が発足したばかりで、福島第一の事故自体が収束していない。こういう中で本当の安全対策ができるのだろうかと。私は、そういう中で再起動を認めるわけにはいかんという立場をとります。
 質問はたった一つなんですけれども、きょうの資料の29ページには地震が起こる確率について出ていますけれども、この間、安全管理委員会を開いたときに、保安院が用意された資料を見ますと、伊方の関係のところに大きな地震が来る確率というのは0%と書いてあったね。福島原発も0%と書いてあった。ところが宮城沖の地震というのは99%の確率で起こると言われていた。それを全然反映しなくて、福島0%、本当見立て違いも明らかだと思うんで、そういう点のチェックのできない保安院ってどうしてだろうか、こういうふうに思いますよ。伊方の0%だって、それは考え直す必要があるんじゃないですか。この1点だけです。

(中略)

佐々木泉委員
●この特別委員会は大変注目をされていまして、きょうは皆さんここの委員の方にも届いておると思うんですが、松山在住の方から手紙をいただきまして、審議に当たっては原子力推進を唱える参考人だけでなく、警鐘を鳴らしてきた参考人からの聴取を行っていただきたいという要望が書いてあるんですが、その中で四国電力に対しても要望があって、ビジターズセンターに原発賛成の本はいっぱいあるけれども、原発に注意を促すような本が1冊もないと、こういうふうに住民に一方の意見を提供しないという姿勢こそが逆に原子力の危険性をみずから認めているように私には見えましたというような意見が書いてありますが、その中に6月の上旬に質問をメールで送信したけれども返事がないので、6月22日にさらに追加で3通出したけれども、これもなしのつぶてだとありました。こういうのには早くきちっと返事をした方がいいんじゃないのかなというのが1点です。
 もう一点は私の質問ですが、改善策を次々打ち出しているんですが、逆に言うと、四国電力のこれまでの安全対策は万全でなかったことを証明しているように思えてなりません。今打ち出している改善対策は、安全運転に必須なものだとすれば、改善が終了しないうちは、再起動はできないはずだと思うんですが、どうでしょうか。四電が打ち出した改善点の幾つかをどのくらいかかるか見てみますと、570ガルの2倍程度の耐震余裕の対策は4年後ですよ。それから、淡水タンクなどの水源の耐震性が2年後、使用済燃料ピットの冷却設備の耐震性向上が2年後、それから開閉所等設備の耐震性向上が2年後と。それから、安全の水素爆発防止措置が3年後ということになると、これは本当に安全のために必須なものなのか、それともあってもなくてもよいものなのかという疑問も沸きますが、明らかにしてほしいと思います。
谷川参考人
●今のご質問を出したことに関して返事を出していないということに関しましては、我々としてはできるだけ返事をするという方向で、別の部署ですが、やっております。見てみますので、また後で具体的なものを示していただければと思います。関連部署がどう考えたか聞いておきます。  それから、改善策についてでございますが、我々としては最低必要な改善策はもうできていると。ただやはり想定外。ある程度想定すべきだったとの最近の考え方もあります。それについてはできるものはすべていろんなものをやっていきたい。したがいまして、できるものをやるためには時間がかかるものもあります。そういうものはできるだけ早くはしますが、必ずしも今の運転の必須のものができていないから運転できないというようなものじゃなくて、より安全を高める、より安全性を高めるための不断の努力もそうです。ということでご理解いただければよろしいかと思いますが、私どもはそういうふうに考えて運営をさせていただきたいというふうに思っております。
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